オープンソースで開発された無料で使える高機能なソースコードエディタ「Visual Studio Code」で無料で利用できるプログラミングを支援してくれる AI GitHub Copilot の導入の手続きと、実際に GitHub Copilot に質問をして回答を得る例や、回答の失敗例についても紹介します。

- Visual Studio Code Version: 1.98.2 を使用します。
- GitHub Copilot は 2025 年 3 月 19 日の最新の状態です。
Visual Studio Code の導入
オープンソースで開発された無料で使える高機能なソースコードエディタ「Visual Studio Code」のダウンロード・インストールの手順は、以下の記事を参照してください。
VSCode 無料版 Copilot の利用手続きのページの開き方
Visual Studio Code を初回起動した際は「Walkthrough: Setup VS Code」のページが開かれているので、一番上の「Use AI features with Copilot for free」項目の「Set Up Copilot for Free」ボタンを押します。

そのページが開かれていない場合は、以下の GitHub Copilot の回答のとおりにしてください。
GitHub Copilot
VS Code の「Walkthrough: Setup VS Code」ページを再度表示するには、以下の手順を実行してください。
- コマンドパレットを開く
- Windows/Linux:
Ctrl + Shift + P
- macOS:
Cmd + Shift + P
- コマンドを入力
コマンドパレットに以下を入力して選択します。
Welcome: Open Walkthrough…- Walkthrough を選択
表示されたリストから「Setup VS Code」を選択します。これで初回起動時に表示されたページを再度開くことができます。
「Walkthrough: Setup VS Code」のページの開き方についての VS Code の GitHub Copilot の回答

上述のとおり「Walkthrough: Setup VS Code」のページを開くには、 Ctrl + Shift + P キー(macOS では Cmt + Shift + P キー)でコマンドパレットを開き、そこに Welcome: と入力します。
リストの候補から「 Welcom: Open Walkthrough…」 を選びます。

ドロップダウンリストの内容が変わるので「Get Started with VS Code Built-In」を選択すれば、初回起動時に表示された「Walkthrough: Setup VS Code」のページが開かれます。

無料版 GitHub Copilot の利用手続き
「Walkthrough: Setup VS Code」のページで、「Set Up Copilot for Free」ボタンを押すとウィンドウの右側に「Welcome to Copilot」と書かれた CHAT タブが表示されます。

「Sign in to Use Copilot for Free」の右側の▽ボタン押すと、リストが表示され、サインインで用いる外部アカウントを選択できます。
例では、GitHub アカウントと連携するため「Sign in with a GitHub Account」を選択しました。

Visual Studio Code と連携する GitHub アカウントを確認してから Continue ボタンを押します。
※「Use a different account」ボタンから GitHub アカウントを切り替えられそうです。

連携する GitHub アカウントと、 Visual Studio Code に許可する権限(「Email addresses (read-only)」)を確認してから「Authorize Visual-Studio-Code」ボタンを押します。

ウェブブラウザで表示された「Visual Studio Code を開きますか?」ダイアログの「Visual Studio Code を開く」ボタンを押すと、アカウント連携が済んだ Visual Stuido Code アプリがアクティブになります。

以上で Visual Studio Code で GitHub Copilot 無料版を利用する手続きは完了です。
GitHub Copilot と対話する
Visual Studio Code の右側の CHAT タブの下側に GitHub Copilot と対話するテキストエリアが表示されました。
その上の方には #, @, / による機能の説明が表示されています。

GodotEngine4 について質問を入力すると、すぐに回答が得られました。

GD Script 以外にもさまざまな言語に対応していることも答えてくれます。

バージョンについて聞くと、GitHub Copilot と名乗ってくれました。
バージョンはないけど常に最新の状態だそうです。

GitHub Copilot だってミスはする
2025 年現在のチャット AI は、自然言語を理解して対話する素晴らしい機能を持っていますが、勘違いやミスも当然あります。
以下は、3つの失敗例を並べた画像です。

回答が来ない場合は、再び入力すると対話が再開されます。
あとは、文脈から少しずれた会話をすることや急に英文になる場合もあります。
また、インターネットの情報を参考にしている場合、誤情報が紛れ込む場合もあります。
便利な AI ですが、ミスをすることを念頭において、適切に利用すると良いでしょう。
GitHub Coplilot のウィンドウの表示方法
Chat ウィンドウが表示されていない場合は、メニュー「View」→「Chat」を選択すると表示できます。

まとめ
今回は、オープンソースで開発された無料で使える高機能なソースコードエディタ「Visual Studio Code」で無料で利用できるプログラミングを支援してくれる AI GitHub Copilot の導入の手続きと、実際に GitHub Copilot に質問をして回答を得る例や、回答の失敗例についても紹介しました。
参照サイト Thank You!
- Visual Studio Code – Code Editing. Redefined
- GitHub Copilot in VS Code
- Announcing a free GitHub Copilot for VS Code
- GitHub Terms for Additional Products and Features – GitHub Docs
- GitHub General Privacy Statement – GitHub Docs
- Managing Copilot policies as an individual subscriber – GitHub Docs
- Copilot
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