様々な形式・規格の動画・音声データを再生できるフリーなマルチプラットフォーム対応のマルチメディアプレイヤー「VLC メディアプレイヤー」を使って .wmv 形式の動画ファイルを .mp4 形式の動画ファイルに変換する手順を紹介します。
※ VLC メディアプレイヤー 3.0.21 Vetinari を使用しています。
VLC メディアプレーヤーのインストール
VLC メディアプレイヤーのインストール手順については以下の記事を参照してください。
再生可能な動画形式
変換できる形式がどれだけあるかはわかりませんでしたが、以下の引用のように、公式サイトで説明している対応する動画ファイルの形式は、たくさんあるため、これらの形式の一部には対応している可能性が高いと思います。
MPEG-1/2, DivX® (1/2/3/4/5/6), MPEG-4 ASP, XviD, 3ivX D4, H.261, H.263 / H.263i, H.264 / MPEG-4 AVC, Cinepak, Theora, Dirac / VC-2, MJPEG (A/B), WMV 1/2, WMV 3 / WMV-9 / VC-1, Sorenson 1/3, DV, On2 VP3/VP5/VP6, Indeo Video v3 (IV32), Real Video (1/2/3/4).
VLC – Features – VideoLAN
mp4 形式への変換
例として Free Cam 8 で録画した wmv 動画ファイルを .mp4 形式に変換します。
VLC メディアプレーヤーを起動して、メニュー「メディア」→「変換 / 保存」を選択します。
※あらかじめループ設定は無効にしてください。
「メディアを開く」ダイアログが表示するので、変換元のファイルのリストの部分に変換元の動画ファイル(例では .wmv )をドラッグ&ドロップして追加します。
リストに追加したら、右下の「変換 / 保存」ボタンを押します。
「設定」セクションのプロファイルで変換先の形式(例では .mp4 )を選択します。
「出力用 URL 」セクションで出力ファイルのパスを設定します。
変換の設定が済んだら「開始」ボタンを押します。
VLC メディアプレーヤーでシークバーが終点まで到達したら変換完了です。
例では .wmv ファイルを変換した .mp4 ファイルが作成されました。
ループ設定を無効にしない場合の問題
ループ設定を無効にしないで変換を行うと以下のようなメッセージのダイアログが繰り返し表示されます。
参照:VLCの変換機能で「出力ファイルがすでに存在しています」がループする – catch.jp scrapbox
出力ファイルが既に存在しています。レコーディングを継続する場合、上書きされ、古いファイルの内容は失われます。
筆者はタスクマネージャーを開いて、「プロセス」タブの VLC メディアプレーヤーを「タスクの終了」ボタンで強制終了させて対処しました。
まとめ
今回は、様々な形式・規格の動画・音声データを再生できるフリーなマルチプラットフォーム対応のマルチメディアプレイヤー「VLC メディアプレイヤー」を使って .wmv 形式の動画ファイルを .mp4 形式の動画ファイルに変換する手順を紹介しました。
ループ設定を無効にしないと起きる問題についても紹介しました。
参照サイト Thank You!
- オープンソースのベストなプレイヤー VLCメディアプレイヤーのオフィシャルダウンロードです。 – VideoLAN
- VLC – Features – VideoLAN
- VLCの変換機能で「出力ファイルがすでに存在しています」がループする – catch.jp scrapbox
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