前回は Unity で見下ろし型ゲームを作るアセット TopDown Engine のサンプルゲーム Koala Dungeon の主人公のキャラクター画像を差し替えてゲームをプレイできるようにしました。

TopDown Engien サンプル Koala Dugenon の主人公の絵を差し替えてゲームがプレイできました。

主人公のキャラクター画像は変わりましたが、左上には異なるキャラクター画像が表示されています。

TopDown Engine の Koala Dungeon サンプルの HUD

左上の HP などの表示を HUD (Head-Up Display、ハッド) と呼びます。様々な業界で使われていて、ビデオゲームの場合は、HP や残り時間などの、画面に重ねて表示する全ての情報を指します。

今回は、TopDown Engine の Koala Dungeon サンプルの左上の HUD のキャラクター画像を差し替えます。
※ Unity は 2021.3.14f1、TopDown Engine は 3.1.1 です。主人公のキャラクター画像はぴぽや倉庫様のキャラクターチップを使っています。

HUD のゲームオブジェクトの場所

HUD を表示するゲームオブジェクトの場所は、 Hierarchy ウィンドウの

KoalaCameras ゲームオブジェクト
- KoalaUICamera ゲームオブジェクト
  - Canvas ゲームオブジェクト
    - HUD ゲームオブジェクト

という深めの階層にあります。
さらに HUD ゲームオブジェクトの直下には HP バーを表示する HealthBar ゲームオブジェクトと、キャラクター画像を表示する AvatarBackGround ゲームオブジェクトがあります。

Topdown Engine KoalaDungeon の HUD の場所

AvatarBackGround には背景画像、 AvatarFront にはその手前に表示される前景画像、AvatarHead には最前面に表示されるキャラクター画像が、各ゲームオブジェクトの Image コンポーネントの Source Image フィールドに設定されています。

以前に主人公用のキャラクターチップ画像を読み込んだ際に Texture Type を Sprite (2D and UI) に変更しました。
Image コンポーネントも同じ Sprite (2D and UI) Texture Type を受け入れるので、以前に作ったスプライト画像を AvatarHead ゲームオブジェクトの Image コンポーネントの Source Image フィールドに Project ウィンドウからドラッグ＆ドロップで設定しましょう。