無料マインドマップFreeMind(OracleJDK無し)のインストール手順

アイデアを整理するためなどに用いられるマインドマップを簡単に作成するための無料でオープンソースのソフト「FreeMind」のインストーラのダウンロードとインストールの手順を紹介します。
FreeMind は内部で Java を用いるため、Oracle JDK (Java Development Kit) をインストールできるのですが、ライセンスが複雑なので Open JDK を利用するためのインストール手順を紹介します。

※ FreeMind 1.0.1 を使用しています。

Oracle JDK を避けた理由
ダウンロード
インストール（Oracle JDK 無し）
まとめ
参照サイト Thank You!

Oracle JDK を避けた理由

FreeMind は Java を用いるアプリケーションです。
インストール中に Java をインストールできますが、インストールされる Java は Oracle Java という以前に有償に切り替えたりライセンスが複雑で不安定な印象が筆者にはあります。

以前のOracle Javaライセンスとは大きく異なります。このライセンスでは、個人的な使用や開発目的での使用など、特定の使用が無償で許可されますが、以前のOracle Javaライセンスの下で認可されたその他の使用はできなくなりました。
64-bit Java for Windows (有償になったことがある Oracle JDK）

結論から言えばOracleが提供しているOracle JDKの長期商用サポートであるLTS（Long Term Support）が有償となります。

そしてJDKはOracleが提供しているOracle JDK以外にもIBMやRedHatなどが提供しているJDKも存在します。それぞれサポート契約を結ぶことでJDKを利用することができますし、無償で提供しているJDKも存在します。
Javaの有償化とは？気になる詳細について解説 | 侍エンジニアブログ

ダウンロード

窓の杜の FreeMind のページにウェブブラウザでアクセスします。
ストアアプリ版ではない方の FreeMind を「窓の杜からダウンロード」ボタンを押してダウンロードします。

以上で、インストーラのダウンロードが完了しました。

インストール（Oracle JDK 無し）

インストーラを実行します。
※ UAC（ユーザアカウント制御）のダイアログが表示された場合は同意して進めてください。

インストーラの言語選択に日本語がなかったので変更せずに OK ボタンを押しました。

FreeMind を実行するために必要な Java 環境がない場合、Java をインストールするか聞かれます。
このときインストールされる Java 環境は Oracle JDK と呼ばれるライセンスが不安定で複雑なものなので、「いいえ」ボタンを押して Java のインストールは先送りします。
※ Oracle JDK でも古いバージョンは無償で使えるのかもしれませんが避けます。

Java not detected. It is needed for FreeMind. Do you want to install it?
Java が検出されませんでした。 FreeMind に必要です。インストールしますか?
FreeMind1.0.1インストーラのメッセージと Google 翻訳

Java のインストールをスキップすると、FreeMind のインストールの画面が表示されます。
Next ボタンを押します。

規約に同意して「I accept the agreement」を選択してから Next ボタンを押します。

Java 1.4 以降が必要であるという説明がでます。
Next ボタンを押します。

PLEASE NOTE

FreeMind requires Java 1.4 or higher

If Java is not installed, please abort the installation and download the JRE – Java Runtime Environment from

Access Denied
www.java.com

Moreover, if you have another version of FreeMind installed, please uninstall it first.
ご注意ください

FreeMind には Java 1.4 以降が必要です

Java がインストールされていない場合は、インストールを中止し、以下から JRE - Java ランタイム環境をダウンロードしてください。


Access Denied
www.java.com

また、別のバージョンの FreeMind がインストールされている場合は、まずそれをアンインストールしてください。
FreeMind1.0.1インストーラのメッセージと Google 翻訳

インストール先フォルダを選択して Next ボタンを押します。

ショートカットを配置するスタートメニューフォルダを選択して Next ボタンを押します。

ショートカットアイコンの作成や .mm 拡張子との関連付けの確認です。
全てチェックした状態で Next ボタンを押します。

インストールの設定を確認してから Install ボタンを押します。

インストールの途中で以下の情報が表示されます。
バージョンごとの更新履歴や謝辞が書かれています。
開発者に感謝しつつ Next ボタンを押しましょう。

AUTHORS AND CONTRIBUTORS

The current project director is Christian Foltin.

In version 1.0.0 the major changes were made by Christian Foltin and Eike (for spell checking).

Version 0.9.0 is released with the help of many people, but the major changes were made by Christian Foltin and Dimitri Polivaev.

Version 0.8.1 is a bug fix release that makes FreeMind Java6 compatible.

Version 0.8.0 is released due to the major contributions of Christian Foltin and Dimitri Polivaev, quality and documentation support of Daniel Polansky, our translators, our linux packager Eric Lavarde and many others.

Up to the version 0.4, FreeMind was developed by J・ｽrg M・ｽller. J・ｽrg has not only started the project, he has also done a very good registration on Open Directory and designed the architecture that is still in use today.

The versions 0.5 and 0.6 have been developed by Daniel Polansky.

The credit for the version 0.6.5 goes mainly to Petr Novak of Brno, with smaller contribution of Daniel Polansky.

The credit for the version 0.6.7 goes mainly to Dimitri Polivaev and Christian Foltin, with smaller contribution of Daniel Polansky.

The credit for the version 0.7.0 goes mainly to Christian Foltin, with smaller contribution from Bob Alexander, Alex Dukal, Andrew Iggleden, Takeshi Kakeda, Dimitri Polivaev, Daniel Polansky and Knud Riish・ｽjg・ｽrd.

Version 0.7.1 is a bug fix version of 0.7.0 including auto-save with contributions by Christian Foltin, Daniel Polansky and a patch by Dimitri Polivaev.

Credit for the Installation Guide goes to Robert J. Alexander and the Windows Installer to Andrew Iggleden together with those behind Inno Setup and ISTool.

According to J・ｽrg, various smaller contributions are due to Sebastian Fischmeister – misc patches, Jean-Luc Deladriere – french support, Jared Rhine – no longer used perl script freemind2html, Richard Krutisch – author of MAK. Hauke Helmers – the images, Rainer Janssen – time and Jost Schenck – author of MyMap.

Finally thanks to all those who contributed in some way to making this the great product it is.

インストールが完了しました。 Finish ボタンでインストーラを閉じます。

デスクトップにショートカットも作成されています。

起動してみると、Java Runtime Environment が必要であるとメッセージが表示されました。
インストール時に Oracle Java をインストールしなかったので、これは問題ありません。
次回は、 Oracle Java ではなく Open Java を用いて、 FreeMind を起動させます。

This application requires a Java Runtime Environment 1.5.0
このアプリケーションには Java ランタイム環境 1.5.0 が必要です
FreeMind1.0.1インストーラのメッセージと Google 翻訳

OK ボタンを押すと Java のインストールのページに移動しますが Oracle JDK なのでインストールしません。

まとめ

今回は、アイデアを整理するためなどに用いられるマインドマップを簡単に作成するための無料でオープンソースのソフト「FreeMind」のインストーラのダウンロードとインストールの手順を紹介しました。
FreeMind は内部で Java を用いるため、Oracle JDK (Java Development Kit) をインストールできるのですが、ライセンスが複雑なので Open JDK を利用するためのインストール手順を紹介しました。

次回は Open JDK を用いた FreeMind の起動方法を紹介します。