キーを１回押すだけで手軽にスクリーンショットファイルを保存できるフリーソフト Lightscreen で、キーを１回押すだけでスクリーンショットファイルを指定したフォルダに保存する設定例を紹介します。
PC 起動時にアプリを起動させる設定についても紹介します。
※ Lightscreen 2.5 を使用します。
Lightscreen のインストールと起動
Lightscreen のインストールと起動、Lightscreen ウィンドウの表示については以下の記事を参照してください。
スクリーンショットファイルを保存するホットキーの設定例
Lightscreen の設定例として、筆者が使っていない Pause Break キーで、選択しているウィンドウ（アクティブウィンドウ）のスクリーンショットファイルの保存機能を割り当てます。
保存先フォルダの確認・変更と PC 起動時の設定
Lightscreen ウィンドウの Folder ボタンを押すと、設定されている保存先フォルダをエクスプローラで開きます。
※既定では「C:\Users\ユーザ名\Documents\Screenshots」が設定されています。
この保存先フォルダは、オプションダイアログで設定できます。
オプションダイアログは、 Lightscreen ウィンドウの Options ボタンで開きます。
オプションダイアログの General タブの File セクションで以下を設定できます。
- Directory 項目
保存先フォルダ - Filename 項目
ファイル名のパターン（例では number を選択して通し番号） - Format 項目
スクリーンショットファイルの形式（例では .png）
PNG, JPG, BMP から選択できます。
General タブの System Startup セクションでは、 PC 起動時にアプリを非表示で起動する設定も行えます。
スクリーンショットの種類とホットキーの設定
オプションダイアログの Hotkeys タブの Captures セクションでは、ホットキーによるスクリーンショットの設定を行えます。
デフォルトでは、Print Screen キーを押すとフルスクリーンを撮影・保存します。
例では、選択しているウィンドウ（Active Window）だけチェックして、それに対応する右側のキーに Pause Break キーを割り当てました。
ホットキーを変更するには、キー名の部分をクリックしたあとに、割り当てるキーを押します。
設定が済んだら OK ボタンでオプションダイアログを閉じます。
テスト
設定したホットキーで、指定したフォルダに、スクリーンショットファイルが保存されるかを確認します。
設定したホットキー Pause Break キーを押すたびに、VLC メディアプレイヤーウィンドウで再生している mp4 動画のスクリーンショットを、指定したフォルダに png 形式で撮影・保存できました。
スクリーンショットを撮影・保存するたびに Windows の通知が表示されますが、その通知の…ボタンを押して「Lightscreen Screenshot Tool のすべての通知をオフにする」を選択すると、通知が表示されなくなります。
管理者権限で、撮影できないウィンドウも撮影できました
Lightscreen を起動する際に右クリックメニュー「管理者として実行」を選択することで、撮影できなかったウィンドウもスクリーンショットファイルを保存できました。
以下は、起動時に UAC（ユーザアカウント制御）ダイアログで管理者権限を与えて実行するゲーム「ブループロトコル：スターレゾナンス」を撮影した際のスクリーンショットです。
まとめ
- Lightscreen のオプションダイアログの General タブでは、スクリーンショットファイルの保存先フォルダ・ファイル名のパターン・フォーマット、 PC 起動時のスタートアップ設定などを選択できます。
- Lightscreen のオプションダイアログの Hotkeys タブでは、スクリーンショットの種類と対応するキーを設定できます。
- 管理者権限で実行すると、撮影できなかったウィンドウのスクリーンショットが撮影・保存できました。
参照サイト Thank You!
- Lightscreen
- Release Lightscreen 2.5 · ckaiser/Lightscreen · GitHub
- Lightscreen のダウンロード・使い方 – フリーソフト100
- Steamへようこそ
- Snipping Tool を使ってスクリーン ショットをキャプチャする – Microsoft サポート
- ブループロトコル：スターレゾナンス公式サイト
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