【WordPress SEO】 noindexのメリット・デメリット

以前SEO のために WordPress 記事の URL のフォーマット、パーマリンク構造を変更する手順を紹介しました。

WordPress パーマリンク設定のパーマリンク構造変更後のページ

WordPress パーマリンク設定のパーマリンク構造変更後のページ

今回は、使い方によって SEO の効果を発揮する noindex について紹介します。WordPress 及び、SEO の話題になります。
いきなり noindex、SEO といわれても???だと思いますが、筆者もふわっとしたイメージしかなかったので勉強したことを紹介します。
改めて noindex について調べると、考えていたこととは違うメリットやデメリットがありましたので、設定の手順の前にそちらも紹介します。
※ WordPress は 6.1.1 、Cocoon は 2.5.3、OS は Windows 10 です。

noindex とは

noindexインデックス (Index) を禁止する設定です(強制力はありません)。
インデックス(Index) とは SEO の用語で、検索エンジンのデータベースに登録されることを意味します。
この結果として、検索エンジンが noindex に従っていれば、noindex が有効ならばその検索エンジンの検索結果にそのサイトは表示されなくなります

検索エンジンは Google など、検索ワードを入力すると、適したサイトを検索結果として表示するシステムです。
検索結果を即座に表示するために、あらかじめどのようなサイトが存在しているかを分類しデータベースにまとめておきます。
このデータベースの情報は、クローラーと呼ばれる、自動的にインターネットで情報を収集する自動巡回プログラム(ロボット)が日夜集めています。

まとめると、クローラーが巡回して集めた情報を、検索エンジンのデータベースに登録しないように求めるサイトの意思表示が noindex で、検索結果に表示されなくなります。
※ noindex の意思表示に従うかどうかは検索エンジンの判断に任されています。

noindex のメリット

検索結果に出ないことよりも、検索エンジンのデータベースに登録されない点が重要です。

検索エンジンからの評価を下げにくくする

検索エンジンはただサイトの情報を分類するだけではなく、そのサイトの評価を行います。
もしも、作りかけで公開したりした評価の低いページがあるサイトを、検索エンジンにインデックスされると、サイト全体の評価が下がる恐れがあります。
そのようなときに「このページはまだ評価しないでくださいね」と検索エンジンにアピールすることは、サイト全体の評価を下げないために有効です。

重複コンテンツを公開しても評価を下げにくくする

AB テストのように、似た内容のページを複数公開する場合、検索エンジン重複コンテンツとして認識されると、評価が下がるかもしれません。
重複コンテンツのページを noindex で評価の対象外にすれば、サイト全体の評価が下がる可能性が減ります。

最初に見てほしいページだけをアピールする

検索結果からアクセスしてきた人に、始まりとなるページから見てほしい場合、他のページnoindex にします。
サイト内リンクで別のページへの導線を作っている場合、起点となるページだけをインデックスさせることで、アクセスしてきた人がサイト内を巡回しやすくなります。
ただし、起点となるページ以外が評価されなくなるため、評価の高い noindex のページがあった場合に損です。

noindex のデメリット

検索結果に表示されない

検索結果に表示されないので、検索結果からのアクセスがなくなり、全体のアクセス数が減ってしまいます。
メリットで述べたように低評価のページだけを noindex にする場合は、サイトの他のページは検索結果に表示されるためアクセス数が減ることは少ないかもしれません。

サイトを隠すための設定ではない

デメリットというより注意点です。
検索結果に表示されなくなるからサイトを隠すために有効と思うかもしれませんがnoindex強制力がなくURL さえ知っていればアクセスできることに変わりはないので、一般向けにサイトを公開したくない場合の設定としては不安が残ります。
サイトを非公開にしたければパスワードを求めるようにしたほうが良いでしょう。

WordPress の noindex の切り替え手順

WordPress メニュー[設定]→[表示設定]を選択します。

Wordpress メニュー[設定]→[表示設定]を選択します。

WordPress メニュー[設定]→[表示設定]を選択します。

表示設定のページが表示されます。

[検索エンジンでの表示] カテゴリの [検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする] チェックボックス有効にすると noindex が有効になり検索エンジンにインデックスしないことを求めます。無効の場合は検索エンジンにインデックスされ、適切な検索で検索結果に表示されるようになります。

Wordpress 表示設定ページで、検索エンジンでの表示の有効無効を切り替えると noindex の設定を変えられます。

WordPress 表示設定ページで、検索エンジンでの表示の有効無効を切り替えると noindex の設定を変えられます。

[変更を保存] ボタンを押すと、「設定を保存しました。」とメッセージが表示され、noindex の設定が切り替わりました。

Wordpress 表示設定の変更内容が保存されました。

WordPress 表示設定の変更内容が保存されました。

サイトやページを検索結果に表示しても良い状態になった際 noindex をはずすのを忘れないようにしましょう。

今回はここまで

今回は、 noindex意味や、メリット・デメリットWordPress のサイト全体の noindex の切り替え方法について紹介しました。
メリットで説明した評価の低いページなど個別のページだけを noindex にする方法については、記事が長くなってきたので次回紹介します。

参照サイト Thank You!

 

コメント

Ads Blocker Image Powered by Code Help Pro

お願い - Ads Blocker Detected

このサイトは広告を掲載して運営しています。

ポップアップを閉じて閲覧できますが、よろしければ

このサイト内の広告を非表示にする拡張機能をオフにしていただけませんか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

We have detected that you are using extensions to block ads. Please support us by disabling these ads blocker.

タイトルとURLをコピーしました