Windows 10 のレジストリエディタを用いて、さまざまなソフトウェアが参照するレジストリのデータの一部または全体のバックアップをとる手順を紹介します。
レジストリエディタの起動方法、エクスポートの方法、レジストリ全体をバックアップした場合のファイルの容量の目安なども紹介します。
レジストリエディタの起動
レジストリを編集するツール「レジストリエディタ」を起動するために Win + R キーで「ファイル名を指定して実行」ダイアログを表示して、名前のテキスト欄に regedit と入力して OK ボタンを押します。
※ UAC(ユーザアカウント制御)のダイアログが表示された場合は同意して進んでください。
レジストリエディタが起動しました。
レジストリの一部のバックアップ
レジストリを編集する前に、その編集対象のキー以降のデータをバックアップします。
例としてアプリ FreeMind が参照する Java のパスを保存してある JavaSoft キーとその下位のキーと値をバックアップします。
JavaSoft キーは、コンピューター\HKEY_LOCAL?MACHINE\SOFTWARE キーの下位に配置されています。
バックアップするキー(例では JavaSoft)を右クリックして表示されるメニュー「エクスポート」を選択します。
「レジストリファイルのエクスポート」ダイアログが表示されるので、エクスポートする部分を下の「エクスポート範囲」で確認して、出力ファイルを指定して「保存」ボタンを押します。
指定したファイルパスにレジストリの一部をエクスポートしたバックアップ用の .reg ファイルが保存されました。
容量は 586 バイトでした。
レジストリのすべてをバックアップした場合の容量
先ほどは、選択された部分のみを .reg ファイルで保存しましたが、下側の「エクスポート範囲」で「すべて」を選択して .reg ファイルに保存して容量を確認します。
適当なキーを右クリックして表示されるメニュー「エクスポート」を選択して「レジストリファイルのエクスポート」ダイアログを表示します。
数秒後に保存された .reg ファイルのプロパティを確認するとすべてのレジストリのデータを保存した容量は 315 MB でした。
定期的にレジストリ全体のバックアップをとろうとする場合にあまり負担にならない容量だと思いました。
まとめ
今回は、Windows 10 のレジストリエディタを用いて、さまざまなソフトウェアが参照するレジストリのデータの一部または全体のバックアップをとる手順を紹介しました。
レジストリエディタの起動方法、エクスポートの方法、レジストリ全体をバックアップした場合のファイルの容量の目安なども紹介しました。
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