paint.net は高機能な無料のレタッチソフトです。
今回は、セピア調整+αを使って、写真を懐かしい雰囲気にする手順を紹介します。
※ paint.net のバージョンは 4.3.12 です。
素材の準備
例として、フリーの写真素材を提供している photoAC 様の写真 (公園で元気に遊ぶ子供たち – No: 24929210) をダウンロードしました。
paint.net で画像を開きます。
※オリジナルを残したい人はコピーなどをしておきましょう。
「セピア」を適用
paint.net のメニュー [調整]→[セピア] を選択します。
全体がセピア色の濃淡に変わり、現代の子供たちの写真が急に大昔の思い出の写真のようになりました。
ちょっとぼかすとさらにレトロな雰囲気に
セピア色にしただけでもかなり印象がノスタルジックになります。
しかし、あまりにくっきりしすぎていて、古くなった感じや、昔のカメラでとったような感じがあまりしません。
そこで、メニュー[エフェクト]→[ぼかし]→[ぼかし(ガウス)] で度合を 2 に設定するとわずかにぼやけてさらにレトロな雰囲気になりました。
さらに、コントラストがはっきりしていると色あせた感じがしないので、メニュー[エフェクト]→[写真]→[グロー]の明度(明るさ)を少し上げて色あせた白っぽい感じにして、さらにコントラストを下げて色味が経年劣化で薄くなったようにしてみました。
最初に行ったセピアの調整でかなり懐かしい感じになりました。
さらに他のエフェクトでぼかしたり、色合いを白っぽくしメリハリを減らすことで色あせた古い写真に近づけることができました。
昔の服装で撮った写真をこのように加工したら、「ご先祖様の写真だよ」とちょっとした冗談に使えそうですね。
コメント