前回、 Google AdSense の広告配信の許可を得るための審査に不合格になり、その対策として審査の起点となるトップページに WordPress のフロントページを移動しました。
- Google アドセンス審査結果がNGになったあとの対処と再審査申請 | Compota-Soft-Press
- WordPress インストール先より上位にフロントページを移動する | Compota-Soft-Press
この問題を修正し、今度こそ大丈夫だろうと思い、2回目の審査を申し込みましたが、結果はまた不合格でした。
今回は2回目の審査で不合格になった後に、見落としていた必須項目などを追加し、3回目の Google AdSense の審査でようやく合格するまでを紹介します。
9日後、前回申請した2回目の審査、まさかの不合格とその対策
2回目の審査を申請した後、今度こそはと期待して待っていたら、9日後、また同じメールがきました。
Google の管理サイトにアクセスすると、また同じ有用性が低いからという理由でした。
改めて読んでみて、上図のテキストに書いてある、コンテンツの最小要件というリンク先に書いてあるプライバシーポリシーについて表記がなかったことが原因のように思いました。
Google パブリッシャー向けポリシー – Google AdSense ヘルプ
対策1 プライバシーポリシーの追加
プライバシーポリシーとお問い合わせは必須で、メニューバーがあるとさらに良いと以下の掲示板に書かれていました。
「審査が通らなかったようですが、具体的に何がいけないのかが分かりません。初心者なので詳しく知りたいのです。 – Google AdSense コミュニティ」
公式でも必須だと書いてあったので、これがないせいで認められなかったのかもしれません。
#これくらい、メールにコメントで書いてくれればいいのに。。。
プライバシーポリシーの固定ページを作成して公開しました。
プライバシーポリシーページの作成については「WordPress プライバシーポリシーのページの作成 | Compota-Soft-Press」を参照してください。
対策2 お問い合わせの追加
プライバシーポリシーの中にお問い合わせ先を書いておくことが一般的なようです。
その中でサイトの管理人の名前 SakuraCrowd と、お問い合わせフォームのリンクを表記しました。
お問い合わせフォームの作成手順は「WordPress でお問い合わせフォームを作る | Compota-Soft-Press」を参照してください。
プライバシーポリシーとお問い合わせページの noindex と広告除外
前述のように、プライバシーポリシーとお問い合わせの固定ページを公開しました。
しかし、ページの特殊性から SEO スコアはあげないので、 noindex を個別に使いサイト全体の評価が下がるのを抑止します。
また、広告もふさわしくないページだと思い除外しました。
noindex については「【WordPress SEO】 noindexのメリット・デメリット | Compota-Soft-Press」を参照してください。
対策3 インデックス許可の確認、検索結果の古い URL からのリダイレクト追加
調べてみると Google のインデックスを許可していない場合に不合格になると、先ほどの掲示板で知り「Compota soft press」で検索しました。
検索結果のトップにでたのでインデックスの許可はきちんと設定してあることが確認できました。
インデックスについては「【WordPress SEO】 noindexのメリット・デメリット | Compota-Soft-Press」を参照してください。
しかし、その検索結果のトップに出ているのは、以前に WordPress のサイトアドレス設定を変更する前のサブディレクトリ https://compota-soft.work/wp1 でした。
※審査の起点がトップページなので、 https://compota-soft.work/ に変更しました。
検索トップからアクセスすると古いアドレスがトップに出てきて 404 になってしまうことは、今回の審査に直接関係しないかもしれませんが、良い効果はないと思い、ルートディレクトリの .htaccess に次のようにリダイレクトの設定を1行加えました(ハイライトの行)。
# BEGIN SakuraCrowd Setting of Redirect
# これはさくらくらうどの個人的に設定したリダイレクト設定です。
# サブディレクトリ wp1 の記事を上位のルートディレクトリで
# 表示するために WordPress のサイトアドレスを変更しました。
# 古い URL でも記事を表示するためのリダイレクトです。
# 自己責任でお使いください。
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^wp1$ / [R=301,L]
RewriteRule ^wp1/archives/(.*)$ /archives/$1 [R=301,L]
</IfModule>
# END SakuraCrowd Setting of Redirect
https://compota-soft.work/wp1 にアクセスした場合に https://compota-soft.work/ にリダイレクトする設定です。
この後、ウェブブラウザの履歴をキャッシュしてから、検索結果からアクセスするとリダイレクトされて 404 ではなく WordPress のフロントページが検索結果トップのリンクからも表示されるようになりました。
対策4 アドセンスコードを各ページの head タグに追加
Google の管理画面のサイトページではルートディレクトリにアップロードして 1 カ月近く経つのに ads.txt が不明と表示されています。
検索すると同じ悩みの人の質問があり、解答では WordPress ならば ads.txt をおかない方が良いかもしれないし、審査には影響がないと言っています。
参照:ads.txtのステータスが「不明」となっている – Google AdSense コミュニティ
「さくら WordPress ads.txt」で検索してみました。
FFFTP は使っていませんが、 https://compota-soft.work/ads.txt のようにドメイン直下の ads.txt をウェブブラウザ開いてテキストが確認できれば問題ないようです。
参照:https://introduction1.com/2022/02/12/sakura_adstxt/
そこで、3回目の審査をリクエストして、50 分後でしたが、ads.txt 以外のもう一つの広告配信審査で設定する確認方法である、「アドセンスコードの各ページの head タグへの追加」を行いました。
これについては、「Google AdSense コードを各ページの head タグに追加する手順 | Compota-Soft-Press」を参照してください。
確認方法を選択とあったので、ads.txt を配置していればよいと思っていたのですが、いまだに ads.txt は Google AdSense のサイトのページでは不明になっているため、AdSense コードによる AdSense とサイトのリンクもしたほうが良いと思いました。
対策後、Google AdSense へ3回目の申請
前述した4つの対策を講じたので再び審査をリクエストしました。2023/03/09 22:30
しばらく再び待ちます。
ついに合格!
Google AdSense から嬉しいメールがついに届きました!
ついに本サイト compota-soft.work も Google アドセンスの広告配信をしてもらえるようになりました。
まとめ
今回は、Google AdSense の広告配信の許可を得るために、 WordPress でプライバシーポリシー・お問い合わせページを作成したり、アドセンスコードを各ページの head タグにつけるなどの様々な対策を行い、本サイトの審査を申請し、ついに 3 回目の Google アドセンスの審査で合格の通知を受け取ることができた、その経過を紹介しました。
参照サイト Thank You!
- Google AdSense – ウェブサイトを収益化
- ブログから大規模サイトまで作れる CMS | WordPress.org 日本語
- 【ブログで収益化!】広告収入を得る仕組みと定番サービス3つを紹介 | 初心者のためのブログ始め方講座
- アフィリエイトとアドセンス(Google)4つの違いを解説 | Union Media
- AdSense コードについて – Google AdSense ヘルプ
- ads.txt に関するガイド – Google AdSense ヘルプ
- 必須コンテンツ – Google AdSense ヘルプ
- Google パブリッシャー向けポリシー – Google AdSense ヘルプ
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