以前、AdBlock 拡張機能を追加・設定し、自身のサイトの広告を自己クリックしないように予防策を実施しました。
以前の記事:自身のサイトのアドセンス広告クリック禁止!その対策例 | Compota-Soft-Press
多くの人は AdBlock を広告を非表示にしてウェブサイトを閲覧するために使用しています。
しかし、広告を表示してもらえなければ、クリックしてもらえる可能性もなくなり、アドセンスのパブリッシャーにとっては損失が危惧されます。
今回は、AdBlock などで広告を非表示にして自身のサイトを閲覧している読者の方に、解除をお願いするためのアンチ AdBlock プラグインについて探したので、いくつか紹介します。
そして、それより本編と言えるのが、 WordPress 公式サイト内でのプラグインタグ検索です。プラグインタグの調べ方などについても説明します。
Anti-AdBlock のプラグイン探し
WordPress のプラグインプラグイン「End of Adblock Cycle」は、AdBlock などで広告を非表示にされたことを検知し、その割合を把握したり、解除のお願いのメッセージを表示します。
いつものように WordPress メニュー「プラグイン」→「新規追加」で開いた「プラグインを追加」ページの右上の検索ボックスで「End of Adblock Cycle」を検索しても出てきません。
WordPress 公式サイト内の同プラグインのページでもダウンロードができなくなっています。
WordPress 公式サイト内のプラグインのページの説明を引用します。
This plugin has been closed as of March 4, 2021 and is not available for download. Reason: Guideline Violation.
このプラグインは 2021 年 3 月 4 日に終了しており、ダウンロードできません。理由: ガイドライン違反。End of Adblock Cycle – WordPress plugin | WordPress.org https://wordpress.org/plugins/end-of-adblock-cycle/
WordPress 公式サイトでなく WP HIVE など WP プラグインを配布しているサイトからプラグインをダウンロードし、それを「プラグインを追加」ページでアップロードすることもできそうでしたが、ガイドライン違反が気になるので他のを探しました。
End of Adblock Cycle プラグインの開発者様のサイトでは、ほかの anti adblock として Better Stop AdBlock が紹介されていました。
こちらは「プラグインを追加」ページで検索すると表示されましたが、最終アップデートが 9 年前で、当然、使用中の WordPress バージョンでは未検証でした。
WordPress サイト内をプラグインタグ:anti-adblock で検索
今度は WordPress 公式サイト内で「プラグインタグ: anti-adblock」がついているプラグインを検索しました。
評価数の比率では検索結果2番目の「AdUnBlocker」が気になりました。
他サイト様「アンチAdblockプラグインを入れてみた」のこのプラグインの情報を読むと、簡単に設定できるようですが、メッセージは英語で、変更するには有料バージョンが必要なようです。
そこで今回は、有効インストール数がこのプラグインタグの中で最も多く、最近も更新された「CHP Ads Block Detector」を選びます。
CHP Ads Block Detector の 2023/04/17 現在のバージョンは 3.9.4 で、最終更新日も 3 週間前ときちんと更新をしてくれているプラグインのようです。
有効インストール数が多いのも筆者にとっては安心材料です。
WordPress 公式サイトのプラグインタグによる検索方法
さきほど、WordPress 公式サイト内のプラグインタグ(anti-AdBlock)による検索結果のページを偶然、検索で見つけました。
プラグインをキーワード検索する場合は、 WordPress 公式サイトのプラグインメニューを選択します。
そして、「プラグイン」ページの検索ボックスを使ってキーワード検索ができました。
しかし、先ほどのようにプラグインごとに設定されているプラグインタグを検索する手順は分かりませんでした。
サイトからプラグインタグで検索する方法はわかりませんでしたが、 URL に直接記入することでタグ検索ができることがわかりました。
https://ja.wordpress.org/plugins/tags/プラグインタグ名/
このように WordPress 公式サイトのトップページのアドレスに plugins/tags/プラグインタグ名/ を指定してアクセスすることでプラグインタグ検索ができます。
例えば editor というプラグインタグを含むプラグインを探す場合は、
https://ja.wordpress.org/plugins/tags/editor/
と、URL を入力して検索します。
そうすると「プラグインタグ:editor」で検索された結果が表示されました。
その検索結果の 1 位のプラグインのページを見ると(プラグイン名のリンクから移動できます)、そのプラグインに付けられたタグの一覧の中に、検索した editor もありました。
キーワード検索とプラグインタグ検索では微妙に結果の順位が異なりました。
類似のプラグインを探したい場合は、そのプラグインのタグの情報を参照し、URL に設定しプラグインタグ検索してみても良いでしょう。
今回はここまで
今回は AdBlock によりサイトの広告を非表示にされたくない場合に利用できる WordPress プラグインをいくつか探して、それぞれの現状や特徴を紹介しました。
WordPress プラグインにはそれぞれタグがつけられていて、それはプラグインのページで確認でき、WordPress 公式サイトの URL を編集することでそのプラグインタグによる検索ができることもわかりました。
次回は、プラグインタグ検索 (anti-adblock) で現在 1 位の CHP Ads Block Detector プラグインを実際に導入し使用した結果を紹介します。
参照サイト Thank You!
- Google AdSense – ウェブサイトを収益化
- ブログから大規模サイトまで作れる CMS | WordPress.org 日本語
- 広告を非表示にしてるユーザーに警告をしたり、ブロック割合の把握ができるWPプラグイン「End of Adblock Cycle」
- End of Adblock Cycle – WordPress plugin | WordPress.org
- Adblock対策プラグイン「End of Adblock Cycle」を作成しました | OXY NOTES
- WordPressで手軽にAdblock対策するならBetter Stop AdBlockで決まり! | OXY NOTES
- Better Stop Adblock個のプラグイン — WordPress.com
- End of Adblock Cycle – WP Hive
- 「anti-adblock」カテゴリーのプラグイン | WordPress.org 日本語
- AdUnblocker – WordPress plugin | WordPress.org
- CHP Ads Block Detector – WordPress プラグイン | WordPress.org 日本語
- Chrome の広告ブロッカーを無効にした状態でサイトを表示する – Android – Google Chrome ヘルプ
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