グラフィックボードは、ゲームなどの描画処理で重要なデバイスです。
今回は NVIDIA のグラフィックボード GTX 1060 6GB から RTX 4060 に換装するので、ベンチマークを計測して、処理速度がどの程度向上したかを比較します。
今回は、FF15 ベンチマークソフトを実行してベンチマークを計測する際の手順を紹介した後、実際にグラフィックボードを換装する前後のスコア・評価を比較します。
前回の記事
前回は、FF15 ベンチマークソフトの特徴や、インストーラの入手とインストール手順について紹介しました。
ベンチマークソフトの起動
FF15 ベンチマークソフトを起動します。
右側の「画質」「画面サイズ」「ウィンドウモード」などを選択して「スタート」ボタンを押します。
#筆者はデフォルトの「標準品質」「1920×1080」「ウィンドウ」で開始しました。
筆者の環境では、ローディングに数十秒かかりました。
ベンチマークの計測中は FF15 の様々な冒険シーンのムービーを数分間楽しめます。
ムービーの最後に、ベンチマークのスコア(画面左下)と評価(画面上中央の「快適」の部分)が結果として表示されます。
起動直後の画面に戻ると、直前のベンチマークの計測結果が表示されます。
※閉じて再び起動すると結果は表示されないので注意しましょう。
GTX 1060 6GB の場合のベンチマーク
GTX 1060 6GB のグラフィックボードの場合のベンチマークの結果です。
※ CPU は i7-8700 です。PC を起動した直後に計測しています。
スコアは 6,344 で、評価は「快適」でした。
5年前に購入したゲーミング PC ガレリア XT にメモリを 16 GB まで増設した PC の結果です。
RTX 4060 の場合のベンチマーク
RTX 4060 6GB のグラフィックボードの場合のベンチマークの結果です。
※ CPU は i7-8700 です。PC を起動した直後に計測しています。
FF15 ベンチマークソフトの起動直後の画面の左下を見ると、グラフィックボードの名前などが換装した後は GTX 1060 から RTX 4060 へ変化しています。
スコアは 11,911 で、評価は「とても快適」でした。
5年前に購入したゲーミング PC ガレリア XT にメモリを 16 GB まで増設した PC のグラフィックボードを GTX 1060 6GB から RTX 4060 8GB へ換装した後の結果です。
※ RTX 4060 8GB の推奨電源容量は 600W ですが、 500W の電源ユニットで動作させています。グラフィックボードの換装については自己責任で参考にしてください。
まとめ
今回は NVIDIA のグラフィックボード GTX 1060 6GB から RTX 4060 に換装するので、ベンチマークを計測して、処理速度がどの程度向上したかを比較しました。
グラフィックボードの換装の前後では、スコアが倍近く向上して、評価も一段階上の「とても快適」に変わりました。
FF15 ベンチマークソフトで性能を計ることで、どの程度性能が向上したのかを数値で確認することができました。
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電源ユニットの容量、 CPU とグラフィックボードのボトルネックの確認については、以下の記事を参照してください。
具体的なグラフィックボードの換装については、以下の記事を参照してください。
参照サイト Thank You!
- FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION Benchmark | SQUARE ENIX
- 【2023年】ベンチマークソフトのおすすめ人気ランキング14選 | mybest
- 人工知能コンピューティングで世界をリードする – NVIDIA
記事一覧 → Compota-Soft-Press
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