paint.net の標準機能で写真を簡単に鉛筆で書いたスケッチ風にできたので紹介します。
※ paint.net のバージョンは 4.3.12、 OS は Windows 10 です。
写真画像の準備
サンプルには、商用利用もフリーでライセンス的に使いやすい photoAC の写真素材を使います。
もちろんスマホで撮影したものでも OK です。
エフェクト「鉛筆スケッチ」を画像に適用
写真素材を paint.net で開きます。
もしも変更前の写真素材を残したい場合は、コピーしておきましょう。
メニュー[エフェクト]→[アート]→[鉛筆スケッチ] を選びます。
鉛筆スケッチダイアログが表示され、二つのパラメータを調節できます。パラメータに応じて画像も変化するので、ちょうど良いところで [OK] ボタンを押します。
これで、先ほどの写真が鉛筆スケッチ風になりました。
パラメータの考察もしくは感想
パラメータについてより正確な情報を知りたい場合は、 paint.net のドキュメント の Artistic のページの Pencil Sketch を参照してください。
このドキュメント (一部想像で補足しています) によると、パラメータの鉛筆の先端サイズは文字通り、描画時の鉛筆の太さを変えます。大きくなるにつれて線が太く重くなります。 1 ~ 20 まで変化できます。
濃淡は、昨日紹介したエフェクト油彩 (Oil Painting) の粗度と同じで、変換する際に用いる周囲の色情報の細かさを表します。大きくなるとより精密な描写になります。 -20 ~ 20 まで変化できます。
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